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五行歌
2007年 10月の歌
 
 
 
過ごした夏
観てやれなくて
こんな日にしか
花鉢洗う
雨の日に
五十鈴
 
 


といい
笑顔がもどれば
手のぬくもりがいい
静かに寝る夫

ひと
痛みもいえて
マサ子
 
 
 
合わぬもの
世の中理屈に
デジタル時
一時が来る
十二時五十九分の次に
保之
 
 
強さ
伝える言霊の
深さ
長さではなく
想いの
亜矢子
 
 
 
重さの違い
一枚の
紙切れ
離婚届
結婚届
 
 
吸収する
あざやかに

これ何


を連発
二才児は
好奇心旺盛な
久美子
 
 
 
ことかもしれない
聞き流す
七分
話の
聞き上手は
 
 
すばらしい字のいみ
人間の誕生の日
十月

つき

十日ともよみ
十月十日とも
朝という字を
マサ子
 
 
 
輝く
凛と
光が
ひとすじの
深い闇ほど
亜矢子
 
 
永遠に幸せ
この余裕で過ごせば
楽しむ




朝一杯の
保之
 
 
 
叫ぶ
心が痛いと
久美子
 
 
枯れ落ちるまで
つけておこう
残りの葉は
ぶどう
選定を終えた
五十鈴
 
 
 
表情がある
犬にも
仏の顔
愛犬も
精悍な
和子
 
 
道産品
安心出来る
穀物
野積みされている
収穫の秋
和子
 
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