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五行歌
2007年 3月の歌
 
 
 
絵空事さ
単なる
立派でも
どんなに
言うだけは
喜代子
 
 
母の年齢

とし

になる
答えた
若さと
聞くと
何が欲しい

和子
 
 
 
取りに戻りたい
恥しさなら
忘れてきた
私も
寒の戻り
 
 
燃え尽きようか
これから何して
うばいとる
若さと気力を
年月は
マサ子
 
 
 

わかる
あなたには

むなしい
久美子
 
 
サビオ


痛くない所に
指先が
あら
和子
 
 
 
空の色は春ですね
陽が射してきましたよ
おや
雪ですか
また
久美子
 
 
春ですよ
母さん
暖かい手
寝顔
穏やかな
五十鈴
 
 
 
安らげる


いつも
良い
友は
喜代子
 
 
早鐘で割る
春待つ
コツン

コツン
雪氷りを割る
舗道の
 
 
 
待つ春
新しい出会い
足跡流し
ウサギ達の
光のシャワ
五十鈴
 
 
出口をさがす
身体の中で
ものが
のみこんだ
一言で心は迷路に
マサ子
 
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