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五行歌
2005年 9月の歌
第53回例会  2005年9月14日
於・士別文化センター
 
 
壊していく
台風情報が


豊穣の
喜代子
 
 
母の手術日
今日は
ペダルふむ
後押しされ
ゆれるコスモスに
五十鈴
 
 
 
並んで帰る
赤くて丸い夕陽と
ほおずきみたいな
ひきず

一日の疲れ
久美子
 
 
ナメクジ退治
夜毎
割り箸
ビニ

ル袋に
懐中電灯と
和子
 
 
 
平穏な幸せ
ねむりにつく
虫の声で
目覚め
小鳥の声で
マサ子
 
 
坂もある
ならない
越えなければ
私であるため
私が
久美子
 
 
 
歩いている
風景
していた
素通り
敏子
 
 
居座

ている
霊気が
昨夜の
境内の木

には
目覚めきれない
 
 
 
今を生きる
夢をつないで
鳥達のように
時を待つ
羽を休めて
五十鈴
 
 

 
公園で
ベンチで眠る
老人は
独り身は犬と散歩
若者は睦み合い
 
 
 
悲しく
 
つらい
女として
子を虐待する母親
嘆く女∧ひと∨
母になれぬ身と
マサ子
 
 
探している
必然の生き方
から
生まれてきた
偶然
敏子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
不思議
見る
DNA
孫のチ



好い顔良い顔
喜代子
 
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