五行歌
2005年 8月の歌
第52回例会 2005年8月10日
於・士別文化センター
都会の悲しさ
路傍に小石一つない
泣けるのに
小石一つあれば
路傍に
忠
夏祭り
なつかしい
時は流れても
キンギョスクイ
ゆかたに綿アメ
マサ子
かぶりつく
すいか
冷えた
ながし
あせ
敏子
聞いてやれないなんて
愚痴さえも
心を
忘れてきたんだろう
どこに
喜代子
手書き文字
笑い転げている
四行目から
正座して
三行は
久美子
世界に知らせたい
恐ろしさを
原爆の
改めて
戦後六十年
和子
壊されていく
私は
ムンクの叫び
裂目から
宇宙の
忠
一斉に衣替え
北国の夏
夕刻の風
午後の影
早朝の露
久美子
広がった
ゆっくり
時が
今
フリ
|
になった
敏子
まとめて一生
淋しい事
うれしい事
悲しい事
楽しい事
マサ子
長期戦
戦いは
奮闘
嫌がる母に
食事拒否
五十鈴
友の笑顔
目に焼き付くは
父や母
脳裏に浮かぶ
盆参り
喜代子
医者いらず
私はトマト
赤い実
緑の隙間に
照る陽の下∧もと∨
五十鈴
見る
おくゆかしさを
失った
日本女性が
韓ドラに
和子