五行歌
2005年 2月の歌
第46回例会 2005年2月9日
於・士別文化センター
命だから
尊い
ないで
諦め
人生は途中で
マサ子
目を閉じる
いとおしく
枯れゆく女
化粧をする
鏡に向い
マサ子
貴女
帰
っ
た
故郷へ
結論を出し
凍てつく夜
和子
破壊しそうだ
世界を
私の哀しみが
芥子粒でしかない
宇宙の
忠
深い沈黙
雪のような
降る
大切なことは
生きるうえで
忠
来て良か
っ
た
輝く海
真珠色に
流氷を迎え
青空に白い月
喜代子
さて仕事
気分爽快
退治した
心の鬼も
岩盤浴で
喜代子
四十代
黄金の
戻りたい
過ぎ去
っ
た年月
かけ足で
五十鈴
手を振
っ
てみる
息子達が映り
遠くの青に
かた雪の朝
枝を切る
五十鈴
空∧くう∨にある
魂は
私の
土に還そうか
宇宙∧そら∨に還ろうか
久美子
心の垣根
気付く
低さに
飛び越え
思い切
っ
て
久美子