五行歌
2005年 1月の歌
第45回例会 2005年1月12日
於・士別文化センター
二人
聞く
除夜の鐘を
とけぬまま
もつれた気持
マサ子
知らないからだ
嘘を
まだ
可哀いいのは
幼児が
忠
確かめる
老いの一歩を
そろり
滑らぬように
雪道を
久美子
飛び出そう
画面の中から
いじらしく
カメラ目線が
孫娘
喜代子
横たわる
曲線が
車道の
丘
雪原の
忠
女王様
愛犬は
指図
前足で
鼻と
和子
驚くばかり
地下水の威力
消える雪塊
泣くように
キ
ュ
ルキ
ュ
ルと
喜代子
競いあう
光り
車の
電車と
暗闇を
和子
舞
っ
ています
ダイヤモンドダストが
こんな日でしたね
父さんが逝
っ
た日も
あ
ゝ
父さん
久美子
温かい手
細いけど
ひ孫を撫ぜる
育てた手で
子と孫を
五十鈴
お疲れ様
忘れられた妻
一人で帰る夫
トイレタイム
二人でドライブ中
マサ子