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五行歌
2004年 5月の歌
第37回例会  2004年5月12日
於・士別文化センター
 
 
言葉
孤独という
込んだ
仕舞い
胸の奥深く
和子
 
 
花運ぶくるま
母の日に
乗せて


ぱい
心を
喜代子
 
 
 
死に急ぐ
若者は
何を希∧のぞ∨んで
百年の命
長くて
つくも
 
 
戦う
純白で
辛夷は
先立

桜に
 
 
 
いつか消えて
仕組みの中へ
生きる屍
塵か
大宇宙の
恵子
 
 
そこは別世界
夕日に包まれ
手をさする
身をかがめ
小さくな

た母が
五十鈴
 
 
 
母の日
息子と確信した
話す前に
電話のベル
午後九時
久美子
 
 
深呼吸
春に向って
コダマする
小鳥の声が
野に山に
マサ子
 
 
 
さえずり
愛の
鳥たち
あちこちで
和子
 
 
ふくらむ
木の芽
確かな自信に
愛された
雪に
 
 
 
覗かれる
化粧した
はなちゃんに
うまく出来たかな
敏子
 
 
ティ

タイム
木陰の
残雪のせて
レトロな色彩葉に
虫食いと
五十鈴
 
 
 
ダイエット
反省
悲しい
胃袋へ
もったいないと
マサ子
 
 
良いだけなのに
向き合えば
単に自然に
言えばカッコ良い
スロ



喜代子
 
 
 


てしまう
チッポケな悩みに
癒されて
鉢花に
二百円の
久美子
 
 
出る
化粧して
入念に
見えぬよう
心の傷も
敏子
 
 
 
 
 
定年の日
ほしかった
仕事が
花束より
ご苦労さまの
つくも
 
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