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五行歌
2002年 8月の歌
第16回例会  2002年8月26日
於・士別文化センター
 
 
日本の心醸し出す
涼しげな色調
万華鏡の様
廻転提灯
仏間の
シゲ子
 
 
別れ告げる
夏の公園に
賑わう
青空にはえ
ナナカマド色づき
五十鈴
 
 
 
お星さま
遠い空の
若者は
ゆかた姿の
夏祭り
マサ子
 
 
一撃
おまえを
吸う
私の
敏子
 
 
 
そっと置く
と霧雨に
あなたきれいね
ジャスミンの鉢
香り漂う
澄子
 
 
恥じる
心の貧しさ
後に
言い訳した
ああだこうだ
久美子
 
 
 
同じ
皆な
様相は
ハゲ厚化粧
同期会
哲士
 
 
駆ける
宇宙を
折れ線グラフで
怒りの
稲妻
 
 
 
厚化粧させる
孤独に
ヒステリックな
喪のいたみは
突如おとずれた
靖子
 
 
暑い夏の墓参り
自分を思う
今在る
人を偲び
かって居た
 
 
 
若返ったお盆
一瞬
振り向けば他人
エッ
お母さん
喜代子
 
 
函館至福の夜
宝石の煌き
眼下に広がる
息を呑む
一瞬
勝子
 
 
 
アバウトでいこうッと
でもこれからの人生
凸凹
四十九種の数値
健康検査デ|タ|
幸子
 
 
咲く
今年も
花は
家屋
主なき
和子
 
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