五行歌
2002年 5月の歌
第13回例会 2002年5月8日
於・士別文化センター
行きつ
・
戻りつ
しだれ梅
熱海の
賑わう
旅路
澄子
春がきた
じゃがいもにも
取り残された
片隅
キッチンの
恵子
こっちへおいで
日干しが嫌なら
そっちは道路
逃げ出すミミズ
畑起こし
五十鈴
あいたくて
新芽に早く
風のここちよさ
雪囲いはずす
晴た日に
マサ子
紅をひく
鏡に向って
ありますように
いい日で
きょうも
久美子
瞳
青い
覗く
裂目から
雲の
忠
戸惑う私
速さに
季節の移ろぎの
周りが萌黄色に
いつの間にか
シゲ子
もうム
・
ス
・
メ
夫の中では
陰では呼び捨て
フィアンセ
息子の
喜代子
まじまじと
自然の摂理
食す
雀を
ハヤブサ
和子
魚になる
私は
ハテの浜
白い砂だけの
空と海の間
敏子
およいでみたいな|
空をキャンパスに
思いのまま
風の吹くまま
伸び|と
哲士
音符
よろこぶ
春を
土筆
線路づたいの
幸子