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五行歌
2002年 4月の歌
第12回例会  2002年4月10日
於・士別文化センター
 
 
こころ満開
ふくらんで
ひとつ
つぼみ
さくらの
久美子
 
 
外へ出される
招かれざる客
クモ君お出まし
陽気にさそわれ
うらうらと
敏子
 
 
 
生ゴミの日に
ちぎって捨てたい
贅肉を
愁える
体重計のるたび
洋子
 
 
夕方つぼむ
明日又ネと
咲き
三日前から
福寿草が
セツ子
 
 
 
霊水
不動尊の
滴る
草の根を縫い
樹の根を這い
幸子
 
 
五十

才の娘
遊ぶ
お手玉
母が作った
八十路の
和子
 
 
 
世は正に早春賦
視界が拡がる
朧の月
小川のせせらぎ
小鳥の囀り
シゲ子
 
 
帽子を被るだけみたい
でも私の頭
詠みたくて
ひびきやしらべ
感動や
靖子
 
 
 
はまる
パソコンに
衝動買い
云いながら
まだ早い
五十鈴
 
 
顔赤らむ
はっと
恋した昔
アラン

ドロンに
澄子
 
 
 
一人でフ




五行に偲ばせ
思い
小町にもなれない
芭蕉にも
喜代子
 
 
流れ出る
憎しみ
殴られ
左の頬も
右の頬も
 
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